庄内浜全域(2018年度)
魚種別漁獲量:4900トン
山形県の沿岸地域は“庄内浜”と呼ばれ“飛島”を含み、約134キロの海岸線で構成されている。短い海岸線のなかでも、さまざまな漁法・魚種が見られ、地区ごとに日々変化する海産物がある。沿岸には18の漁港があり、そこで水揚げされた漁獲物は“酒田”“由良”“鼠ヶ関”の三つの地方卸売市場でセリにかけられて、皆さまの食卓へ届いている。
庄内浜には、対馬暖流に乗ってくるサワラ・マグロのような回遊魚、沖合の海底に棲むヒラメ・カレイなどの底魚、沿岸の岩場で獲れる岩ガキ・アワビ・サザエなどの貝類が生息している。また、海底山脈から成る天然の漁礁にはタイ・タラなどが群集しており、まさに魚介類の宝庫となっている。通年で130種類もの海産物が水揚げされ“量より種類と品質”が特徴になっている。
魚種別漁獲額:27億円
(単位:百万円)
漁業種類別漁獲量:4900トン